「家をフルリフォームしたいけど、どれくらい費用がかかるの？」「住みながらの工事は可能？」「築年数が古くてもできる？」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
リフォームプラスの本記事では、畳からフローリングへのリフォームについて丁寧に解説。実際の事例や補助金制度も紹介し、安心してリフォームを進めるためのガイドをお届けします。
畳からフローリングに変える方法は主に2つ
和室を洋室に変えたい場合、大きく分けて次の2パターンがあります。
- 畳を剥がして新規フローリングを張る：耐久性や見た目重視の本格派
- 畳の上に重ね張りする：工期・費用を抑えたい方向けの簡易リフォーム
DIY感覚でフローリング風マットを敷く方法もありますが、質感や長期使用には向きません。
畳を剥がして張り替える方法
メリット
- 掃除・メンテが楽になり清潔に保ちやすい
- 床の高さ調整や扉との段差も調整可能
- フローリング本来の強度や質感が得られる
- 畳の下の湿気トラブル・カビの抑制にも有効
デメリット
- 床が冷たく感じやすい
- 和室特有の「断熱・調湿性」が失われる
- マンションは遮音性能（LL45等）の確認が必要
費用相場・工期
6帖程度の和室を対象とした場合の費用目安：
- 畳剥がし＋フローリング材料＋施工：20～40万円
- 下地補修含む場合：+10万円前後の追加費用の可能性あり
工期は1～2日程度（6帖の場合）。家具移動や余計な補修があると延びることもあります。
畳の上に重ね張りする方法
メリット
- 短期間・低コストで洋室風の雰囲気に変えられる
- 工事の手間が少なく割安に抑えやすい
- 将来的に「また畳に戻す」ことも容易
デメリット
- 畳の湿気で床材劣化やカビのリスク
- 質感や耐久性がややチープ
- 畳がへたり、床が凸凹する可能性がある
- 重ね張り対応業者が限られる場合がある
リフォームを失敗しないためのポイント
- 防音性能の確認：マンションの場合、床材の遮音等級を事前にチェック
- 下地の状態を必ず確認：畳の下地が腐食していないかプロに診てもらう
- 費用の内訳を明示してもらう：材料費・施工費・下地補修・家具移動費など
- 複数社に相見積もり：工事内容と価格のバランスを比較
- 家具移動や処分は自分で対応：工賃節約に役立つ
フローリングリフォームを1段階おしゃれにするアイデア
- アクセントフローリング：一部分のみ濃い色や木目を入れる
- 調湿・防音性能付きフローリング：高機能材で快適性アップ
- LED間接照明との組み合わせ：雰囲気のある空間に変身
まとめ：リフォームの選び方と費用の目安
畳から本格的なフローリング張り替えを希望するなら20〜40万円＋補修費用の予算と、1〜2日の工事期間が必要です。
ライトな洋室化を希望する場合は畳の上から重ね張りが安く、短時間で済みますが長期利用には注意が必要。
まずは現地調査を依頼し、予算・暮らし方に合った工法を選びましょう。気になる方はリフォームプラスを活用して、信頼できる業者を探してみましょう！
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