「家をフルリフォームしたいけど、どれくらい費用がかかるの?」「住みながらの工事は可能?」「築年数が古くてもできる?」そんな疑問を持つ方は少なくありません。
リフォームプラスの本記事では、塗装ローラーの塗り方について丁寧に解説。実際の事例や補助金制度も紹介し、安心してリフォームを進めるためのガイドをお届けします。
塗装ローラー選びで仕上がりは9割決まる
塗装ローラーは、広い面をスピーディーに、しかも均一に塗れる便利な道具です。一方で「なんとなく」で選ぶと、ムラ・気泡・毛抜け・塗料の飛散が起きやすく、やり直しに繋がります。
失敗しないコツはシンプルで、次の3点を押さえることです。
- 塗る面の凹凸に合った毛丈(毛の長さ)を選ぶ
- 作業範囲に合った幅と内径(コア径)を選ぶ
- 塗料(油性・水性・溶剤)に合う素材を選ぶ
この3点が合うと、塗りやすさも耐久性も一気に上がります。
まず覚えたいローラーの基本構造
ローラーは大きく「ローラー本体(毛の部分)」と「ハンドル(柄)」に分かれます。ローラー本体は消耗品で、塗料の種類や作業時間によっては使い捨て前提で考えるとスムーズです。
選定で迷いやすいのはローラー本体なので、以降はローラー本体の選び方を中心に解説します。
ローラーの種類を決める3要素
1)毛丈(毛の長さ)は「凹凸」で決める
毛丈は仕上がりと作業性を左右する最重要ポイントです。基本は、平滑な面ほど短毛、凹凸が大きいほど長毛が向きます。
- 短毛:つるつる面向き。仕上がりがきめ細かい。飛散が少ない
- 中毛:室内壁や軽い凹凸向き。迷ったらここが無難
- 中長毛〜長毛:外壁やざらつき面向き。塗料含みが良く塗り残しが減る
注意点として、長毛は「厚塗り」になりやすく、塗料の飛び散りも増えます。屋内や養生が難しい場所では、必要以上に毛丈を長くしないのがコツです。
2)幅と内径は「面積」と「小回り」で決める
ローラーには幅(インチ表記が多い)と、ハンドルに刺さる部分の内径(コア径)があります。一般的に、内径が大きいほど安定して広い面に向き、内径が小さいほど小回りが利きます。
- 広い壁・天井:幅広タイプで時短
- 窓まわり・隅・入隅:小さめ幅で塗り残しを減らす
- 狭い場所・家具の裏:ミニサイズが便利
ポイントは、1本で全部やろうとしないことです。広い面用と細部用の2本体制にすると、仕上がりが安定します。
3)素材は「塗料」と「仕上がり」で決める
ローラー素材には、ポリエステル系、アクリル系、ナイロン系、マイクロファイバー、スポンジなどがあります。素材によって、塗料の含み・吐き出し・毛抜け・肌(模様)の出方が変わります。
- マイクロファイバー系:塗料をよく含み、ムラが出にくい。水性中心のDIYに向く
- ポリエステル系:扱いやすく万能寄り。初心者の最初の1本として無難
- ナイロン系:耐久性が高めで毛抜けしにくい傾向
- スポンジ系:光沢系やニスで使うこともあるが、溶剤で傷むものがある
塗料が油性(溶剤)か水性かで適合が変わる場合があります。購入時はパッケージの「対応塗料」「溶剤可否」を必ず確認してください。
ハイパイルとウーブンの違い|仕上がりの肌が変わる
ローラーには繊維の作り方によって、ざっくり「パイル系」と「織り(ウーブン)系」のような違いが出ます。
- パイル系:塗料含みが良くスピードが出る。凹凸にも入りやすい
- 織り系:毛抜けが出にくく、肌が比較的きれいに揃いやすい
室内で見た目重視なら織り寄り、外壁や効率重視ならパイル寄り、という考え方が分かりやすいです。
場所別おすすめの選び方|まずはここから決める
室内の壁(クロスの上から塗る場合を含む)
- 毛丈:短毛〜中毛(飛散を抑えつつムラを防ぐ)
- 幅:広い面は中〜広め、細部は小さめを追加
- 素材:水性対応の万能タイプが扱いやすい
室内は養生の難易度が高いので、塗料の飛び散りが少ない組み合わせを優先すると安心です。
天井
- 毛丈:中毛が無難(厚塗りになりにくい)
- 幅:広めで時短。ただし重くなるので無理しない
- ハンドル:延長できる柄があると姿勢が楽
天井は垂れやすいので、ローラーに含ませすぎないことが最優先です。
外壁(ざらつき・凹凸がある壁)
- 毛丈:中長毛〜長毛(凹凸に塗料を入れる)
- 幅:広めで効率重視
- 素材:外装塗料に対応するものを選ぶ
外壁は塗料の粘度が高いことも多いので、塗料の適合表示をよく確認してください。
木部(巾木・窓枠・板など)
- 毛丈:短毛寄り(肌をきれいに出す)
- 幅:細部が多いので小さめが使いやすい
木部はローラーだけだと角が塗りにくいので、端だけ小さな平刷毛を併用すると完成度が上がります。
鉄部・金属(手すり・門扉など)
- 毛丈:短毛〜中毛
- 素材:溶剤系の場合は対応可否を必ず確認
金属は下地処理(ケレン、サビ落とし、下塗り)が仕上がりと耐久性に直結します。ローラー選びと同じくらい重要です。
油性と水性で変わる注意点
水性塗料はDIYでも扱いやすい一方、油性(溶剤)塗料はローラー素材を傷めることがあります。特に溶剤が強いタイプは、毛が抜けたり、スポンジが溶けたりするケースもあります。
迷ったら次の方針が安全です。
- DIYで室内中心:水性対応の万能ローラー
- 油性や溶剤が絡む:パッケージで「溶剤対応」を明記したローラー
- 判断が難しい:ローラーは使い捨て前提で複数本用意
きれいに塗る基本の使い方|ムラと気泡を減らす
最初にやること:ローラーの毛落ち対策
新品ローラーは、最初に軽くしごいて遊び毛を落とすと、塗膜に毛が混入しにくくなります。マスキングテープで表面を軽くペタペタして毛を取る方法も効果的です。
塗料の含ませ方:付けすぎない
ローラーに塗料を含ませたら、ネットで余分な塗料を落として量を均一にします。ここが甘いと、垂れや飛散、気泡が一気に増えます。
動かし方:最初は軽く、均してから仕上げる
- 最初のひと塗りは力を入れずに置く
- 縦横に広げて塗料を配る
- 最後に同じ方向で軽くならして肌を揃える
ローラーは「押し付ける」より「転がしてならす」意識のほうがムラが減ります。
塗り継ぎは目立たない場所で
途中で止めた継ぎ目は、乾き始めると境目が出やすくなります。壁の端や家具の裏など、視線が集まりにくい場所を継ぎ目にすると自然に仕上がります。
ローラーの洗い方と交換タイミング
水性塗料の場合
作業が終わったら、できるだけ早く洗います。塗料が固まる前なら、水洗いと中性洗剤で落としやすいです。洗剤成分が残ると次回の塗りに影響するので、しっかりすすいで陰干しします。
油性(溶剤)塗料の場合
専用の洗浄液が必要になることが多く、処分も手間がかかります。DIYでは「使い捨て前提」にすると判断が楽です。無理に再利用しようとして時間を消耗するより、ローラー交換で作業品質を保つほうが結果的に効率的なこともあります。
交換の目安
- 毛が寝てきて塗りムラが出る
- 毛が抜けて塗膜に混ざる
- 塗料が固まり回転が重い
よくある失敗と対策
ムラが出る
- 原因:塗料量が不均一、押し付けすぎ、毛丈が合っていない
- 対策:ネットで量を揃える、最後にならし工程を入れる、毛丈を見直す
気泡が出る
- 原因:ローラーに塗料を付けすぎ、速く転がしすぎ
- 対策:余分な塗料を落とす、最後に軽くゆっくりならす
毛が抜ける
- 原因:安価なローラーの初期毛、溶剤不適合
- 対策:使用前の毛落ち処理、塗料に合う素材選び
まとめ|迷ったら「場所→塗料→毛丈→サイズ」の順で決める
塗装ローラー選びは、難しく見えても順番を固定すれば迷いません。
- どこを塗るか(平滑か凹凸か、広いか狭いか)
- 塗料は水性か油性か(溶剤対応が必要か)
- 毛丈で仕上がりと塗りやすさを合わせる
- 幅と内径で作業効率と小回りを調整する
広い面用と細部用の2本を用意するだけでも、仕上がりは大きく改善します。ローラーは消耗品なので、無理に1本で引っ張らず、適材適所で交換するのがきれいに早く仕上げる近道です。
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