「家をフルリフォームしたいけど、どれくらい費用がかかるの?」「住みながらの工事は可能?」「築年数が古くてもできる?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
リフォームプラスの本記事では、タンクありトイレについて丁寧に解説。実際の事例や補助金制度も紹介し、安心してリフォームを進めるためのガイドをお届けします。
トイレのリフォームを検討する際、「タンクありにするか、タンクレスにするか」で迷う方は多いものです。どちらにも長所と短所があり、ライフスタイルや設置環境によって“最適な選択”は変わります。この記事では、タンクありトイレ(タンク式)の特徴とメリットを中心に、選ぶ際のポイントや注意点を分かりやすく解説します。
タンクありトイレとは?
タンクありトイレとは、便器の背面に水をためるタンクが付いた従来型のトイレのことです。タンク内に貯めた水で流す仕組みのため、電気が不要でどんな環境にも対応しやすいのが特徴です。家庭や賃貸住宅など、今でも多くの住宅で採用されています。
タンクありトイレの主なメリット
1. 本体価格が比較的安い
タンクありトイレは構造がシンプルで、製造コストが低いため価格が手頃です。タンクレスに比べて5〜10万円ほど安く購入できることが多く、リフォーム費用を抑えたい方におすすめです。
2. 手洗い付きタイプが多い
タンク上部に手洗いがついているタイプが多く、別途手洗い器を設置する必要がありません。限られたスペースでも効率的に使えるため、狭いトイレやマンションにも適しています。
3. 低水圧でもしっかり流せる
タンクに水をためて一気に流す仕組みなので、水圧が弱い環境でも安定した排水が可能です。特に高層階や古い住宅など、水圧が低い場所ではタンク式の方が安心です。
4. 停電や断水時でも使える
タンク内に水が貯まっているため、停電や断水時でも1回は使用できます。災害やトラブル時に「流せない」というストレスを避けられるのは大きな安心ポイントです。
5. 部品交換がしやすい
タンク・便器・便座がそれぞれ独立しているため、壊れた部分だけを交換できます。たとえば便座だけを温水洗浄便座に取り替えるなど、部分的なリフォームもしやすいのが魅力です。
6. 詰まりにくく、排水力が強い
タンクありトイレは一度に多くの水を流すため、排水の勢いが強く詰まりにくい構造です。特に家族で使うトイレや、ペーパー使用量が多いご家庭では安心して使えます。
タンクありトイレのデメリット
1. サイズが大きく、圧迫感がある
背面にタンクがある分、奥行きや高さが必要になります。狭いトイレ空間では圧迫感を感じることもありますが、最近ではコンパクトタイプも増えています。
2. 掃除の手間がかかる
タンクと便座の接合部や凹凸が多いため、掃除しにくい箇所が多い点はデメリットです。ただし、最新モデルではフチなし設計や防汚加工により、以前より格段に掃除がラクになっています。
3. 連続で水を流せない
タンクに水がたまるまで数分かかるため、連続使用には不向きです。大家族や頻繁に使用するトイレでは、タイミングをずらす工夫が必要です。
4. 節水効果はやや劣る
タンクレストイレに比べると、1回あたりの使用水量が多めです。ただし、最近のタンク式モデルは4〜6Lの超節水タイプも多く、昔に比べて水道代は大幅に削減できます。
タンクありトイレがおすすめの人
- トイレリフォーム費用をできるだけ抑えたい人
- 停電や断水のリスクに備えたい人
- 低水圧の住宅やマンションに住んでいる人
- 掃除やメンテナンスを自分で行いたい人
- シンプルで使い慣れたタイプが良い人
タンクありトイレの価格相場
一般的なタンクありトイレのリフォーム費用は、10万〜20万円前後が目安です。最新モデルを選んでもタンクレスより安く、設置工事費込みでも比較的リーズナブルに導入できます。
まとめ:迷ったら“タンクあり”から検討を
タンクありトイレは、価格の手頃さ・安定した排水・災害時の安心感など、長く使ううえでの実用的なメリットが多くあります。限られた空間にも対応しやすく、初めてのリフォームにも最適です。最新のタンク式は見た目もスマートで機能的。まずは生活スタイルに合ったモデルから、理想のトイレを見つけてみましょう。
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