「家をフルリフォームしたいけど、どれくらい費用がかかるの?」「住みながらの工事は可能?」「築年数が古くてもできる?」
そんな疑問を持つ方は少なくありません。
リフォームプラスの本記事では、DIYの工具について丁寧に解説。実際の事例や補助金制度も紹介し、安心してリフォームを進めるためのガイドをお届けします。
「何から揃えればいい?」「電動は必要?」——初めてのDIYでつまずきやすい疑問に、用途別・難易度別で答えるガイドです。まずは必須5ツールから、置き場所や騒音にも配慮したチョイス、そして失敗しないスペックの目安までまとめました。
まず揃えるべき必須工具5選(迷ったらコレ)
工具 | できること | 選び方のコツ(初心者向け) |
---|---|---|
ドリルドライバー(充電式) | 下穴あけ/ネジ締め | 10.8〜12Vクラス・1kg前後・トルク調整(クラッチ)付き・LED&逆転あり。六角ではなく丸軸チャック対応だとビットの選択肢が広い。 |
ビットセット | +1/+2のネジ締め、下穴あけ | +2は必須、細ネジ用に+1も。木工用ドリルは下穴錐2.5〜3mmをまず1本。延長ホルダーがあると狭所に強い。 |
のこぎり+ガイド | 直線カット/45°の簡易留め | 細目刃の両刃 or 片刃。ガイド定規を併用すると直角が安定。大板はホームセンターのカットサービス併用でOK。 |
クランプ(F型 or ワンタッチ) | 材料固定/接着圧締 | 開口200〜300mmを2本から。片手で締められるラチェット式は初心者に扱いやすい。 |
メジャー(コンベックス) | 採寸/墨付け | 5.5m・ストッパー付き・爪の0点補正あり。黒地×白文字など視認性重視。 |
あると劇的に捗る便利工具9選
- 紙やすり+サンディングブロック:#120→#240→#400の順で。ブロックがあると面が均一。
- さしがね:直角/45°の確認と墨付け。棚柱や角材の直角出しに。
- 水平器(小型):棚板の水平、突っ張り柱の鉛直確認に。
- 下地センサー:壁の間柱位置を可視化。重い物のビス留めは必須。
- ドリルガイド:垂直穴あけのズレ防止。取っ手穴やダボ穴で威力。
- ラジオペンチ:細かい保持/針金加工/ステープル抜き。
- ハンマー(釘抜き付き):釘打ち・脱着の基本。
- タッカー:薄板・布の仮留め、座面の張り替えに。
- 作業用手袋(ゴム背抜き):滑り止め+ささくれ防止。フィット感重視。
作業場所が取れる人向け|電動工具4選(導入順)
- サンダー:広面の研磨が圧倒的に速い。集じんバッグ or 掃除機接続可を推奨。
- ジグソー:直線も曲線もOK。刃を材に合せて交換(木工用TPI粗め/細かめ)。
- 丸のこ:板材の高速直線カット。ガイドレール対応だと精度安定。
- インパクトドライバー:大量のネジ締めを短時間で。打撃音が大きいので屋外向け。
騒音メモ:室内中心なら「ドリルドライバー+手工具」でほぼ対応、切断はホームセンターのカットサービスを併用すると静かで安全です。
失敗しない工具の選び方(チェックリスト)
- 持てる重さか:1kgを超えると長時間作業で疲れやすい。店頭で握り・重心を確認。
- 消耗品の入手性:替刃・替ビットが近所&ネットで常時買えるか。
- 安全機能:クラッチ/ブレーキ/LED。初回は過剰性能より安全性。
- 保管:ケース付き・立て収納可だと家でも散らからない。
- 保証とサポート:バッテリー保証や修理受付の分かりやすさを確認。
作りたいもので選ぶ|用途別ミニセット
① 壁に棚板を1枚つける
ドリルドライバー/+2ビット/下穴2.5mm/水平器/下地センサー/メジャー/木ビス。
ポイント:必ず下地(間柱)に留める。無い場合はボードアンカーを選定。
② 2×4材で簡易デスク
のこぎり+ガイド/クランプ2本/ドリルドライバー/紙やすり#120/240/木ネジ。
ポイント:角は#240で面取り。天板はホームセンターでカット依頼すると楽。
③ ファブリックパネルを作る
タッカー/ハサミ/メジャー/サンディングブロック。
ポイント:布はヨコ地を基準に張るとたわみが出にくい。
予算別スターターセット(目安)
プラン | 内容 | 予算 | できること |
---|---|---|---|
ミニ(静音重視) | ドリルドライバー/ビット基本セット/メジャー/クランプ×2/のこ+ガイド | 1.2〜2.0万円 | 棚取付・簡単組立・小物制作 |
スタンダード | ミニ+水平器/下地センサー/サンディングブロック | 1.8〜3.0万円 | 壁収納・簡易家具・塗装前研磨 |
拡張(屋外作業OK) | スタンダード+サンダー or ジグソー | 2.8〜4.5万円 | 天板成形・曲線加工・作業時短 |
安全対策と作業ルール(最重要)
- 目・呼吸を守る:保護メガネ/防じんマスク(サンダー・切断時)。
- 固定が命:切断・穴あけは必ずクランプ固定。片手保持はNG。
- 下地確認:壁ビスは下地センサーで確認、配線・配管位置に注意。
- 騒音と粉じん:夜間作業は避け、養生と掃除をセットで計画。
道具を長持ちさせるメンテの基本
- 刃物は消耗品:切れ味が落ちたら早めに交換。無理切りは事故の元。
- ビットはサビ厳禁:作業後は乾拭き→薄く防錆スプレー。
- バッテリー:満充電放置より40〜60%で保管、高温多湿を避ける。
まとめ|「安全に正確に」できる道具から揃える
- まずはドリルドライバー/ビット/のこ+ガイド/クランプ/メジャーの5点。
- 壁収納には水平器・下地センサーを追加、屋外が使えるならサンダー/ジグソーで時短。
- 固定・保護具・下地確認が仕上がりと安全を左右。無理せず段階導入が鉄則。
必要であれば、特定ブランドや型番の「おすすめ候補(価格帯別)」も追記できます。想定している作業(壁収納中心、木工家具中心、賃貸向け最小装備 など)を教えていただければ、記事内のスターターセットをさらに最適化します。
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